コスプレしてTRPG「ヒストリカロア」をオンラインで遊ぶ会を開催いたしました。
「ヒストリカロア」はいわゆる西洋ファンタジー世界のTRPGですが、事前に「後世に伝わる伝承」としてシナリオ物語が開示されているのが特徴です。PCたちは登場人物として「本当はどんな話だったのか」をプレイします。各PCが持つフラグは「ヒストリカ（真）」か「ロア（偽）」かになり、半々にしていくのが全体の目的です。
戦記物など大河ドラマ的な物語向きで、アルスラーン戦記などの小説やファイアーエムブレムなどのゲームが好きな方にお勧めです。しかもGM不要！（超重要）
コロナ騒動が落ち着いてから、なかなか遊ぶ機会がなかったオンラインビデオ通話セッションですが、久しぶりにWebカメラを通して集まることができ、素敵な衣装のPLさんたちにお越しいただきました。
シナリオはルールブック掲載シナリオ「王国の決戦」をアレンジ、多国籍連合軍による魔王討伐舞台シナリオとして遊びました。
タロットカード使用のため、盤面も華やかになります。対面プレイ用に同じ絵柄の物理タロットもあります。
連合軍の先代盟主の謎の死により、後を継いだ（というより無理やり継がされた）、まだ若い女性で自信がないというPC1を、他PCが励まして盛り上げていく、という展開になりました。
描写駆動型システムのため、先代は敵に通じていた大臣の陰謀で毒殺された、というミステリー要素も加わりました。
PC2は忠実な正統派騎士、PC3は無所属の「世界樹騎士団」を率いる聖騎士。自キャラPC4は本来は密偵ポジションですが、連合国内の一国の君主キャラ設定でプレイすることで、フラグを「ロア（偽）」だらけにしました。ハンドアウトと違う設定も使えるのがこのシステムの良いところです。
結果は全体としては「ヒストリカロア」を達成できました。
対面でのセッションが中心になる中、色々な地域のプレイヤーさんと久しぶりに遊ぶことができ、楽しかったです。ありがとうございました。
