2022年7月10日、香川県高松市の常磐町商店街を利用したゲームの展示会「SXG -Sanuki X Game-」に出展された「ダンデリオンLARP」様の「街歩きLARP」に「オンラインNPC」として参加させていただきました。香川県の企画に北海道から参加できるという貴重な機会でした。
応募～事前準備編
7月こそは旅行に行こうとか色々考えていたのですが、航空券が高騰＆お目当てのロンドンのコミコンのゲストはキャンセルで断念、自力での企画開催もなかなか予定が合わずに困難、予定がスカスカで泣きそうだった時、ビデオ通話を使って遠隔地からNPCとしてLARPに参加できるというツイートが回ってきました。
ビデオ通話についてはTRPGフェスオンラインなどでいろいろと企画を立てたり、もっと活用できないかと考えていましたが、リアルの企画にNPCとして参加できるというのは初めてでした。このような使い方は思いつかなかったので目から鱗です。
ダンデリオンLARP様に直接参加経験はなかったのですが、老舗で安心できると思いました。やりたいという気持ちが強くてあまり迷わずに応募してしまいました。参加できることになった時はとても嬉しかったです。当日までにDMでPLさん対応用のマニュアルやキャラクター設定などをいただきました。長年のノウハウの蓄積かとても分かりやすく、緊張はしましたが不安はあまりありませんでした。
開催当日
開始時間の30分前に通話テスト。端末の移動中に商店街の中が見えて楽しかったです。筆者の方は機材トラブルはありませんでしたが、もうお一方のNPCさんの方でトラブルがあって大変だったようです。
端末の設置場所は展示会場の2階で、Zoomから見た光景はこんな感じでした（お客様が少ない時間に、顔が写らない時を狙って撮影しました）。余談ですがZoomはヴァーチャル背景機能が優秀なので、街歩きらしくルーマニアの街中の写真を使用しています。
現実世界の受付の様子は手が空いた折にツイッター経由で覗けました。当日は気温が高かったようで、現地にいるスタッフの皆様は大変だったと思います。
ゲームの内容はPLさんは受付でクエストを受け、NPCはヒントや情報を出してクエスト達成を手助けするという形でした。場所が受付からやや離れているせいか受付を済ませていない方が多く、またガチLARPゲーマーさんというより普通に遊びに来た方が多いという印象でした。「リアルRPGですか？」と興味を示される方が多かったので、宣伝させていただきました。
最初は長いかな？と思いましたが、異世界は時間の感覚が違うのか、人と話すのが好きなこともあり、あっという間に過ぎてしまいました。
Sanuki X Game は商店街という街中を使ったゲームの展示会という斬新な企画で、コスプレイヤーの方の姿も見かけましたが、来場者の多くは地元の方が普通に遊びに来ている、身近な場という印象を受けました。次回はさらに盛り上がって、いつかこのような企画が全国で広まってほしいなあと思いました。
ビデオ通話を使った企画は機材トラブルやツールの制約などはありますが、可能性は大きく、日本でももっと活用する機会が増えると良いなと思いました。
貴重な機会をくださったダンデリオンLARP様、イベント運営のSanuki X Game様、ありがとうございました。いつか現実世界のトキワの街に行きたいと思っております。
